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2019.01.31

結婚指輪の素材選び ~ゴールド編~

突然ですが、結婚指輪と聞き、何色を思い浮かべますか?
時代によっても流行があり、イエローゴールドが主流であったり、多くの方がプラチナを選ぶこともありました。
しかし近年、多様な考え方や個性的なデザインを求める方も増え、「この素材が一番!」と一概には言えなくなってきました。
素材によっても個性があり、メリットやデメリットもあります。
今回は、「結婚指輪の素材選び」として、ゴールドについて見てみましょう。

ゴールドの色味と割金について

ピンクゴールドの指輪

皆さんがイメージされる金の指輪の多くには、金以外の他の金属(割金)が混ぜられています。
これは、純粋な金(24金)は加工するには柔らかく、また価格が大変高いためです。
そのため、通常は4分の1以上パラジウムなどの別の金属を混ぜて、ジュエリーをつくります。
ちょうど4分の1の割金を混ぜた金を「K18」(18金)と言います。
この割金として混ぜる金属のバランスによって、イエローゴールドやホワイトゴールド、ピンクゴールドなどの
色を出すことができます。

結婚指輪にゴールドを選ぶメリット・デメリット

ペアリング

ゴールドの結婚指輪を選ぶメリットのひとつに肌馴染みの良さがあります。
年齢を重ね、どうしても手にしわが目立つようになってきたり、肌色がくすんでしまったりしても、
イエローゴールドの優しい輝きはしっくり馴染むことが多いようです。
ゴールドは、イエロー・ピンク・ホワイトとバリエーションが豊富なため、2色以上を使ったコンビカラーの指輪を選ぶと、
腕時計やネックレスなど他のアクセサリーと合わせやすくなります。
日常的に結婚指輪を身に付けたい、他のアクセサリーとの調和をはかりたい方にはぴったりの素材です。

デメリットは、プラチナと比べると変色のリスクがあると言われている点です。
金そのものは変色しませんが、割金の素材に変色する可能性があるためです。
つまり、割金が多いほど変色しやすくなるので、結婚指輪には強度、変色のリスク共に18金がおすすめです。
ただ、割金が多くなるほど価格もリーズナブルになるので、あえて14金や10金など、割金の多いゴールドを選ぶ
カップルもいます。
また、ホワイトゴールドは、ほとんどの製品でコーティングがされています。
経年劣化でコーティングが剥がれてしまうと、金本来の黄色味がうっすら出てくることもあります。
気になるようであれば、購入した店舗や一般的な宝飾店で再コーティングを相談することも可能です。

いかがでしょうか?
ゴールドの特徴を踏まえて、おふたりにぴったりの結婚指輪を選びましょう。

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